ルネッサンス・バロックのリュート音楽と幽玄の墨跡が出逢う時:平成16年

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文人画の加藤不譲先生をお招きし、本堂のふすま絵を書いていただきました。

加藤先生の文人画は候補者の方に一筆づつ描いて頂きみなさんの入れた線をすべて生かして、目の前で描かれる即興性の高い画法です。「一体どんな絵になるんだろう」と見守ること1時間半、見る見るうちに2枚の襖に素晴らしい水墨画の世界が広がりました。絵の中に描かれた「恵風亭憩永和人」の文字には先生が感じたままを書き記したとの事でした。大意は「よい風が吹く このお寺には だれもが 和やかに 憩う(集う) 永遠に・・・」だと聞き、熱いものが込み上げてきました。